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英・欧の政策金利と声明発表内容に要警戒か

相場レポート

英・欧の政策金利と声明発表内容に要警戒か

英・欧の政策金利と声明発表内容に要警戒か
本日のポイント
  1. 欧・ECB政策金利と声明発表
  2. 英・BOE政策金利と声明発表

前日の米国通貨は、ドルインデックスが96.03と小幅に下落していることを背景に、米ドル円が114.80から114.15まで60pipsほど下落した。現在の米ドル円は、114.47付近で推移しており、時間足20MAの真上で上昇を試す値動きとなっている。米ドルは、対欧州通貨でも弱含んでおり、ユーロ米ドルが3日続伸。米10年債利回りの上値の重さに比例し下伸している。

欧州通貨は、本日発表予定の欧・ECB政策金利発表を前にユーロが対米ドルで上昇。現在のユーロ米ドルは、1.130付近となっている。ただ、同じ欧州通貨であるポンドに対しては、方向感を見出せておらず、ユーロポンドは0.830-0.836でのレンジ推移となっている。本日のECBでは、物価上昇の背景から、緩和縮小(QT)について何かしらの言及があると予想されているため、慎重にラガルドECB総裁の発言に注目したい。

本日の指標は、19:00に欧・生産者物価指数、21:00に英・BOE政策金利と声明発表、21:30に英・ベイリーBOE総裁の発言、米・チャレンジャー人員削減予定表、21:45に欧・ECB政策金利と声明発表、22:30に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、米・新規失業保険申請件数、米・第4四半期非農業部門労働生産性、23:45に米・サービス業PMI、24:00に米・ISM非製造業景況指数、米・製造業受注指数が、発表予定となっている。米国時間開始前の政策金利動向に注意しつつ通貨強弱を見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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