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週明けのリスクオフムードは継続となるか

相場レポート

週明けのリスクオフムードは継続となるか

週明けのリスクオフムードは継続となるか
本日のポイント
  1. 英・ブロードベントBOE副総裁
  2. 独・製造業新規受注

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反落となり、株安・金利安・原油安のリスクオフムードで終了した。米10年債利回りは、1.4%を割り込み、1.35%へと落ち込んでいる。原油WTIは、一時65.6ドルまで下落し、現在は66.2ドル付近での推移だ。ゴールドは小幅に反発し、1,784ドル付近での推移だ。

為替市場は、大きな窓なくスタート。オセアニア通貨が依然軟調な展開となっており、豪ドル米ドルは、日足ベースで4日連続陰線となっている。ただ、週足の直近安値ラインである0.699付近にいるためこのまま下落が継続するのか、それとも反発が入るのか慎重に見極めたいところだ。

本日の指標は、16:00に独・製造業新規受注、18:30に英・建設業PMI、20:30に英・ブロードベントBOE副総裁の発言が予定されている。米国時間に大きな指標発表と要人発言は予定されていない。今週は、7日(火)に豪・RBA政策金利、8日(水)に加・BOC政策金利、10日(金)に米・消費者物価指数が予定されている。全体的なリスクオフムードとなっている中、通貨強弱がどのように変化するのか慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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