週明けのリスクオフムードは継続となるか
2021.12.06
- 英・ブロードベントBOE副総裁
- 独・製造業新規受注
先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反落となり、株安・金利安・原油安のリスクオフムードで終了した。米10年債利回りは、1.4%を割り込み、1.35%へと落ち込んでいる。原油WTIは、一時65.6ドルまで下落し、現在は66.2ドル付近での推移だ。ゴールドは小幅に反発し、1,784ドル付近での推移だ。
為替市場は、大きな窓なくスタート。オセアニア通貨が依然軟調な展開となっており、豪ドル米ドルは、日足ベースで4日連続陰線となっている。ただ、週足の直近安値ラインである0.699付近にいるためこのまま下落が継続するのか、それとも反発が入るのか慎重に見極めたいところだ。
本日の指標は、16:00に独・製造業新規受注、18:30に英・建設業PMI、20:30に英・ブロードベントBOE副総裁の発言が予定されている。米国時間に大きな指標発表と要人発言は予定されていない。今週は、7日(火)に豪・RBA政策金利、8日(水)に加・BOC政策金利、10日(金)に米・消費者物価指数が予定されている。全体的なリスクオフムードとなっている中、通貨強弱がどのように変化するのか慎重に注視したい。
過去の相場レポート
2025.12.26
各国の休場明けの方向性を静観か
2025.12.25
クリスマスで各国が休場となる中での通貨強弱性を注視か
2025.12.24
対米ドルで強含んだポンドが上値を伸ばすのか値動きに注目か
2025.12.23
対米ドルで上昇したポンドが上値を伸ばすのか静観か
2025.12.22
史上最高値を更新したフラン円が上値を伸ばすのか方向性に警戒か
2025.12.19
BOE後に弱含んだポンドが回復するのか方向性を静観か
2025.12.18
対円で上昇したユーロが本日のECBにて流れを変えるのか注視か
2025.12.17
下落したユーロ米ドルが下値を掘り下げるのか注視か
2025.12.16
対円で下落した米ドルが下値を掘り下げるのか注視か
2025.12.15
対米ドルで上昇したユーロの上伸性を静観か
