各国PMI(速報値)の結果に注目か

2021.11.23
- 米・リッチモンド連銀製造業指数
- 独・製造業/サービス業PMI
昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が下落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは76.3ドルまで回復し、ゴールドは米ドルの上昇に伴い大きく下落し、1.95%ほど値を下げ1,810ドル付近となっている。米10年債利回りは、1.63%付近での推移だ。
為替市場は、米ドルが最強通貨となり、ユーロ米ドルは1.129から1.122まで小幅に下落した。ただ、ユーロは強含んでいるポンドに対しては勢力を維持しており、ユーロポンドは0.838付近で横ばい推移となっている。対オセアニアでも同様、横ばい推移となっており、ユーロ豪ドルは、1.554付近で方向感を探る値動きだ。
本日は、17:15に仏・製造業/サービス業PMI、17:30に独・製造業/サービス業PMI、18:00に欧・製造業/サービス業PMI、18:30に英・製造業/サービス業PMI、20:00に英・ハスケルMPC委員の発言、23:45に米・製造業/サービス業PMI、24:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、米・リッチモンド連銀製造業指数、27:00に米・7年債入札が予定されている。各国のPMIに注目しつつ、通貨の方向性を静観したい。
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