米・雇用統計により米ドルの方向性は明確になるか

2021.11.05
- 米・雇用統計
- 加・Ivey購買部協会指数
昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。最高値更新をしていた仮想通貨のイーサリアムは、前日から1.76%ほど下落し、513,000となっている。ドルインデックスは、94.3まで上昇している。米10年債利回りは、1.53%台での推移だ。
為替市場は、レンジ相場だったユーロ米ドルが、1.161から1.152まで下落し、時間足で20MAに上値を沿う形で下伸している。直近安値である1.152ラインがサポートとして機能する場合は、1.152付近で反発が入るだろう。下抜けた場合は、1.140まで大きな節目がないため、1.140がターゲットとなりうることを念頭に置いておきたい。
本日は、欧州時間の16:00に独・鉱工業生産、英・ハリファックス住宅価格、16:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、米国時間の21:15に英・ラムスデンBOE副総裁の発言、英・ピルMPC委員の発言、21:30に加・失業率、米・雇用統計、22:00にテンレイロMPC委員の発言、23:00に加・Ivey購買部協会指数が予定されている。本日の米・雇用統計での失業率は4.7%と予想されている。この数値を上回るのか、しっかりと静観したい。
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