米ドルの高値更新は週末も継続なるか

2021.10.15
- 仏・消費者物価指数
- 加・中古住宅販売件数
昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって反発となり、株高・金利安・米ドル高のリスクオンムードが広がった。エネルギー価格も高騰しており、OPECは新型コロナウイルスからの需要回復にはまだ時間がかかるとしながらも、原油WTIは81.9まで上昇している。
為替市場は、米ドルの上昇が継続しており、円の弱さも相まって米ドル円は本日のアジア時間で114円台に乗せ、114.15まで上伸している。すでに週足の高値は更新しており、2018年10月の高値である114.50を超えられるかが、鍵となるだろう。
本日は、15:45に仏・消費者物価指数、18:00に欧・貿易収支、21:30に米・小売売上高、加・卸売売上高、米・NY連銀製造業景気指数、米・輸入物価指数、22:00に加・中古住宅販売件数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)と米・企業在庫、24:45に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言が予定されている。強さが目立っている米ドルに対し、他通貨がどのようなポジションを示すのか、慎重に注視したい。
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