米主要企業の決算発表に警戒か
2021.10.13
- 米・JPモルガン・チェース、ブラックロック等の決算発表
- 米・ブレイナードFRB理事の発言
昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって3日続落となり、もっとも下げ幅の大きかったダウ平均は、前日比マイナス0.34%の34,378ドルでの着地となった。今週は米大手企業の決算発表が相次ぐため、様子見ムードが広がる形となった。一時年初来高値を更新していた原油WTIは反落し、現在は80.9ドル付近での推移だ。
為替市場は、強含んでいたオセアニア通貨が、本日のアジア時間で一服しており、豪ドル米ドルは現在0.733付近での推移だ。テクニカル面では、豪ドル米ドルは日足ベースで下値を切り上げており、ダブルボトムを形成している様相にも見えるため、勢力を取り戻しつつあった豪ドルがこのまま上伸するのか、慎重に判断したい。
本日は、15:00に英・GDP、英・鉱工業生産、英・貿易収支、18:00に欧・鉱工業生産、20:00に南ア・小売売上高、21:30に米・消費者物価指数、23:30に英・カンリフBOE副総裁の発言、26:00に米・30年債入札、27:00に米・FOMC議事録公表(9月分)、29:30に米・ブレイナードFRB理事の発言が予定されている。本日の米・決算発表に警戒しつつ、オセアニア通貨と米ドルの強弱性を注視したい。
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