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強含んでいる米ドルに対し欧州通貨の反発あるか

相場レポート

強含んでいる米ドルに対し欧州通貨の反発あるか

強含んでいる米ドルに対し欧州通貨の反発あるか
本日のポイント
  1. 独・卸売物価指数
  2. 米・クラリダFRB副議長の発言

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって引けにかけ続落となり、S&P500は、前日比マイナス0.69%の4,361ポイントで終了。株安・金利横ばい・原油高の相場展開となった。今週決算発表を控える米・金融大手に売りが出たことも影響した。また、昨日ゴールドマン・サックスが、2021・22年度の米経済成長見通しを下方修正したことも、株価下落の要因となった。

為替市場は、ドルインデックスが94.3まで上昇していることから、ユーロ米ドルの上値が重く、現在1.155付近での推移となっている。ただ、日足RSIが30付近と下方に位置していることから、過度な下落の楽観は禁物だろう。いずれにしろ、方向性を限定せずに注意して見守りたいところだ。

本日は、15:00に英・ILO失業率、英・雇用統計、独・卸売物価指数、16:00にトルコ・鉱工業生産、18:00に欧・ZEW景況感指数、20:00に南ア・製造業生産高、21:00に印・鉱工業生産指数、22:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、24:15に米・クラリダFRB副議長の発言が予定されている。本日の米国時間での要人発言に注意しつつ、米ドルと欧州通貨の強弱性を見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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