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米債金利の上昇で米ドル続伸となるか

相場レポート

米債金利の上昇で米ドル続伸となるか

米債金利の上昇で米ドル続伸となるか
本日のポイント
  1. 南ア・SACCI景況感指数
  2. トルコ・雇用統計

先週末は、米国市場で、主要株価指数3銘柄が小幅ながらにそろって下落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。先週末金曜日に発表された米・雇用統計では、非農業部門雇用者数が、50.0万人の予想に対し19.4万人となり、約9か月振りの弱い伸びとなった。一方、失業率は前月の5.2%から更に下落し、4.8%となった。

為替市場は、米10年債利回りが1.6%を超えてきたが、米ドルの反発は限定的だ。米ドル円は、4時間足20MAにそって反発が見られたものの、ユーロ米ドルは下値が底堅く、現在1.157付近で、4時間足20MAを実体線でしっかりと超えるかを試している。全般的に円が弱くクロス円が上昇しているため、米ドル円はレンジ相場を挟みつつ、しばらく上昇を見込める可能性があるだろう。

本日は、16:00にトルコ・雇用統計と経常収支、18:30に南ア・SACCI景況感指数が発表予定となっており、それ以外は特に大きな指標発表は予定されていない。今週は、14日(木)に米・FOMC議事録公表と豪・雇用統計、15日(金)に、欧・貿易収支と米・ミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。週明けの米国時間で目立った値動きが見られるのか、慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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