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欧州通貨の弱含みに警戒か

相場レポート

欧州通貨の弱含みに警戒か

欧州通貨の弱含みに警戒か
本日のポイント
  1. 英・ハリファックス住宅価格
  2. 米・チャレンジャー人員削減予定数

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄が引けにかけそろって上昇し、株高・金利高・原油安の相場展開となった。米政府の債務不履行に対する懸念が和らいだことから、買い戻しが入り、株価が終盤から上昇する形となった。小型株で形成されるラッセル2000は、前日からの下げを戻せず、マイナス0.6%の2,214で終了している。

為替市場は、反発上昇していたポンドが、再び下落基調となっており、ポンド米ドルは1.358付近で推移している。時間足では、ポンド米ドルは三尊天井を形成している様相にも見えるため、このまま米ドルに対し弱さが顕著となり、下落基調が継続するのか、慎重に判断したい局面だ。

本日は、15:00に独・鉱工業生産、英・ハリファックス住宅価格、15:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、20:30に欧・ECB理事会議事要旨、米・チャレンジャー人員削減予定数、21:30に米・新規失業保険申請件数、21:40に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、23:00に加・Ivey購買部協会指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:45に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、25:00に加・マックレムBOC総裁の発言、28:00に米・消費者信用残高が予定されている。明日の米・雇用統計を前に、米ドルと欧州通貨の強弱性をしっかりと注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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