ポンドの上昇は米国時間も継続となるか

2021.10.06
- 英・建設業PMI
- 米・ADP全国雇用者数
昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が下落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。昨日発表された米・9月ISM非製造業景気指数は、59.9の市場予想に対し61.9となり小幅に上昇したが、同じく昨日発表された米・8月貿易収支は、2か月振りの赤字となった。
為替市場は、大きく下落していたポンドが持ち直しており、ポンド円は、3日続伸の151.85となっている。ポンド円を日足ベースで見てみると、200MAで反発が入っており、上値が切り下がっているものの下値は切り下がっていないため、直近高値の152.55を実体線でしっかりと超えられるかが、鍵となるだろう。
本日は、15:00に独・製造業受注、17:30に英・建設業PMI、18:00に欧・小売売上高、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に米・ADP全国雇用者数、22:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、23:30に米・週間原油在庫、24:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。強含んできた米ドルに対し、欧州通貨が底力を見せられるのか、慎重に判断したい。
過去の相場レポート
2025.07.15
続落したポンド米ドルの回復余地に注目か
2025.07.14
失業率低下にて上昇した加ドル円の上値余地に警戒か
2025.07.11
対米ドルで下落したユーロの下伸性に要警戒か
2025.07.10
高値更新を継続しているスイスフランの上伸性に注目か
2025.07.09
対米ドルで反発したユーロの勢いが継続するのか方向性に注意か
2025.07.08
連休明けに強含んだ米ドルの上値余地に要警戒か
2025.07.07
対豪ドルで上昇したユーロの上伸性に注目か
2025.07.04
米国市場が休場中に欧州通貨が優位性を見せるのか注視か
2025.07.03
米雇用統計による通貨強弱に要警戒か
2025.07.02
上昇が継続しているスイスフランの上値余地を静観か