月初の米国時間の値動きに警戒か
2021.10.01
- 米国のISM製造業景況指数
- 米国のミシガン大消費者信頼感指数
前日のNY市場は、株安・金利安・原油高の相場展開となり、ドル売り・円買いのリスクオフムードが広がった。特に引けにかけての下落が著しく、株価の下落とともに米ドルが下落する形となった。テクニカル的に見ると、ドル安が継続した場合は、時間足での半値戻し付近である110.917付近まで下落する可能性があり、反発が入った場合は、フィボナッチリトレースメントの23.6%付近である、111.33を目指す可能性があるだろう。ただ、日足ベースでのRSIが、70付近でまだまだ高いため、念のため下値追いの警戒が必要だろう。
本日は、15:00に独・小売売上高、16:00にトルコ製造業PMI、17:30に英・製造業PMI、18:00に欧・消費者物価指数【速報値】、21:30に加・GDP、米・個人所得、米・PCEコア・デフレーター、22:45に米・製造業PMI、23:00に米・ISM製造業景況指数、米・ミシガン大消費者信頼感指数、24:00に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、26:00に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言が予定されている。
米ドル円は、昨日の月末最終日である日足陰線が、はらみ足となっているため、月初である週末金曜日のポジションクローズの値動きに警戒しつつ、米ドルの下値追いに注意したい。
過去の相場レポート
2024.11.26
上昇したフラン円の上値余地に注目か
2024.11.25
昨年安値を下抜けたユーロ米ドルの回復性に注目か
2024.11.22
下落したフラン円の下値余地に要警戒か
2024.11.21
安値更新を再びトライしているユーロ米ドルの下値余地に警戒か
2024.11.20
地政学リスクによる通貨強弱性の変化に要注意か
2024.11.19
加・住宅着工件数増加にて上昇した加ドルの上伸性に注目か
2024.11.18
下落しているスイスフランの回復性に注目か
2024.11.15
パウエルFRB議長の発言にて上昇した米ドルの方向性を静観か
2024.11.14
今年安値を更新し昨年安値に迫っているユーロ米ドルの下値余地に注意か
2024.11.13
対円で上昇したユーロの上値余地を注視か