最弱となっているポンドの方向性に注意か
2021.09.29
- 英・消費者信用残高
- 米・MBA住宅ローン申請指数
昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。米・イエレン財務長官は昨日、債務不履行懸念について、「10月18日までに議会が対応しなければ、財務省の資金が尽きる」と発言し、デフォルト懸念から株価が大幅安となった。
為替市場は、昨日時点でポンドが最弱通貨となっており、ポンド円は、152.56から150.59まで約200pipsほど下落した。ポンド米ドルは、1.371から1.352まで同じく約200pipsほど下伸した。テクニカル的には、ポンド米ドルは日足ベースで上値と下値をしっかりと切り下げているため、週足200MA付近である1.337まで落ちるのか、注視したい。
本日は、15:00に独・輸入物価指数、16:00にトルコ・経済信頼感、17:30に英・住宅ローン承認件数、英・消費者信用残高、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・鉱工業製品価格、22:00に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、23:00に米・中古住宅販売留保、23:30に米・週間原油在庫、24:45に英・ベイリーBOE総裁の発言、欧・ラガルドECB総裁の発言、日・黒田日銀総裁の発言、米・パウエルFRB議長の発言、26:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、27:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。弱含んでいるポンドが、月末最終週に反発するのか、注意深く見守りたい。
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