FOMC後の大きな値動きに要注意か

2021.09.22
- 米・FOMC政策金利と声明発表
- 米・中古住宅販売件数
昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が高安まちまちの展開となり、株価横ばい・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは、一時節目の70ドルを割り込み、69.3ドルまで落ち込んだが、現在は71.2ドル付近で推移している。ゴールドは1,776ドル台まで上昇している。
為替市場は、米ドルが下落する中、相変わらず欧州通貨と米ドルは拮抗しており、ユーロ米ドルは1.170−1.175間でのレンジ推移となっている。ユーロ米ドルは、2日前の急落から回復できておらず、日足ベースで直近安値である1.166のサポートラインで踏みとどまるかが、焦点となるだろう。
本日は、アジア時間の15:30に日銀黒田総裁の記者会見、欧州時間の16:00にトルコ・消費者信頼感指数、17:00に南ア・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、米国時間の23:00に米・中古住宅販売件数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。本日の米・FOMCで、テーパリング議論がどの程度進展するのか、注意深く見守りたい。
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