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欧州通貨の上値余地に注目か

相場レポート

欧州通貨の上値余地に注目か

欧州通貨の上値余地に注目か
本日のポイント
  1. 独・ZEW景況感調査
  2. 欧・第2四半期GDP(確報値)

昨日は、米国市場がレイバーデイのため連休により休場となったが、米10年債利回りは1.34%まで上昇しており、金利高傾向となっている。ゴールドは1,800ドルを超えたあたりでの横ばい推移が継続しており、現在は1,821ドル台での推移だ。BTCUSDは小幅上昇し、5.2万ドル台を維持している。

米国市場が休場だったこともあり、為替市場に大きな値動きは出ておらず、ユーロ米ドルは上下動を繰り返す値動きとなっている。現在のユーロ米ドルは1.187付近となっており、テクニカル面では、4時間足で20MAに下値を支えられる形となっているが、このまま1.189付近まで再度上昇し、ダブルトップを形成するようであれば、米ドルの出方次第では、再びの下落を警戒したい局面だ。

本日の指標は、15:00に独・鉱工業生産、英・ハリファックス住宅価格、、16:30に英・サンダースMPC委員の発言、18:00に独・ZEW景況感調査、欧・ZEW景況感調査、欧・第2四半期GDP(確報値)、18:30に南ア・第2四半期GDP、26:00に米・3年債入札が予定されている。9月の秋相場に入り、各種通貨強弱に大きな変化が発生するのか、しっかりと静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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