欧州通貨の上値余地に注目か

2021.09.07
- 独・ZEW景況感調査
- 欧・第2四半期GDP(確報値)
昨日は、米国市場がレイバーデイのため連休により休場となったが、米10年債利回りは1.34%まで上昇しており、金利高傾向となっている。ゴールドは1,800ドルを超えたあたりでの横ばい推移が継続しており、現在は1,821ドル台での推移だ。BTCUSDは小幅上昇し、5.2万ドル台を維持している。
米国市場が休場だったこともあり、為替市場に大きな値動きは出ておらず、ユーロ米ドルは上下動を繰り返す値動きとなっている。現在のユーロ米ドルは1.187付近となっており、テクニカル面では、4時間足で20MAに下値を支えられる形となっているが、このまま1.189付近まで再度上昇し、ダブルトップを形成するようであれば、米ドルの出方次第では、再びの下落を警戒したい局面だ。
本日の指標は、15:00に独・鉱工業生産、英・ハリファックス住宅価格、、16:30に英・サンダースMPC委員の発言、18:00に独・ZEW景況感調査、欧・ZEW景況感調査、欧・第2四半期GDP(確報値)、18:30に南ア・第2四半期GDP、26:00に米・3年債入札が予定されている。9月の秋相場に入り、各種通貨強弱に大きな変化が発生するのか、しっかりと静観したい。
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