豪ドルの上昇は継続となるか

2021.09.02
本日のポイント
- 米・新規失業保険申請件数
- 米・チャレンジャー人員削減予定数
昨日は、米国市場で株価が上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは昨日の米国時間で急落し、68.2ドル台となっている。ゴールドは1,800ドルを若干超えたあたりで横ばい推移となっており、現在は1,813ドルとなっている。
為替市場は、引き続いてオセアニア通貨の勢力が保たれており、他のクロス円に比べて豪ドル円の上昇角度が鋭利となっている。現在の豪ドル円は80.9となっており、直近高値である81.58を上抜けるかが焦点となるだろう。豪ドル米ドルはさらに綺麗な上昇となっており、時間足20MAに下値を支えられ、現在は0.736付近での推移だ。
本日の指標は、15:30にスイス・消費者物価指数と小売売上高、18:00に欧・生産者物価指数、20:30に米・チャレンジャー人員削減予定数、21:30に加・貿易収支、加・住宅建設許可、米・新規失業保険申請件数、米・貿易収支、米・第2四半期非農業部門労働生産性(確報値)、23:00に米・製造業受注指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、26:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、28:00には、米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が予定されている。明日の米・雇用統計を控え、米ドルと他通貨の強弱性をしっかりと静観したい。