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米国時間の重要指標に警戒か

相場レポート

米国時間の重要指標に警戒か

米国時間の重要指標に警戒か
本日のポイント
  1. 米・ADP全国雇用者数
  2. 米・ISM製造業景況指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油横ばいの相場展開となった。昨日発表された米・8月消費者信頼感指数は、124.0の市場予想を下回り113.8となり、さらに前回値も下振れ、半年振りの低水準となった。ゴールドは節目の1,800ドル台を上回り、1,815ドル付近となっている。

米10年債利回りが上昇する中、米ドルの上値は重く、豪ドル米ドルは、ダウ理論に基づき上昇基調を継続している。現在の豪ドル米ドルは0.731付近となっており、テクニカル面では、4時間足で200SMAを控えているため、このまま上昇となるのか、注視したいところだ。

本日は、15:00に英・ネーションワイド住宅価格と独・小売売上高、16:00にトルコ・第2四半期GDPと製造業PMI、17:30に英・製造業PMI(確報値)、21:00に独・バイトマン独連銀総裁の発言、21:15に米・ADP全国雇用者数、22:45に米・製造業PMI(確報値)、23:00に米・ISM製造業景況指数と米・建設支出、23:30に米・週間原油在庫、25:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。月初の値動きが本日の重要指標で大きくなるのか、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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