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月末のユーロの方向性に注目か

相場レポート

月末のユーロの方向性に注目か

月末のユーロの方向性に注目か
本日のポイント
  1. 米・ダラス連銀製造業活動指数
  2. 独・消費者物価指数(速報値)

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・債券高・原油高の相場展開となった。ダウ平均と同じくラッセル2000も上昇し、現在は2,277となっている。米債利回りは、10年債だけでなく、5年債・30年債ともに低下となっている。

為替市場は、ユーロが対米ドルで強含んでおり、ユーロ米ドルは現在1.180付近での推移だ。テクニカル面では、4時間足で200SMA付近である1.178を大陽線で力強く上抜けており、上昇が継続する場合、次の高値である1.189辺りがターゲットとなるだろう。なおユーロは対ポンドでは勢力が衰えており、4時間足でダブルトップのような形を形成しているため、念のため下落に警戒したい。

本日は、16:00にスイス・KOF先行指数、21:00に独・消費者物価指数(速報値)、南ア・財政支出、21:30に加・第2四半期経常収支、23:00に米・中古住宅販売留保、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、翌7:45にニュージーランド・住宅建設許可が予定されている。8月相場の残り2日間で、秋相場へ向けての足掛かり的な値動きが発生するのか、注意深く見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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