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ジャクソンホール会議でのテーパリング発言に警戒か

相場レポート

ジャクソンホール会議でのテーパリング発言に警戒か

ジャクソンホール会議でのテーパリング発言に警戒か
本日のポイント
  1. 仏・消費者信頼感指数
  2. 米・ミシガン大消費者信頼感指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利横ばい・原油安の相場展開となった。新型コロナウイルスのデルタ株による感染再拡大懸念や、アフガニスタン・カブールの空港付近での自爆テロなどの影響により、不安定な株価推移となっている。恐怖指数(VIX)は12%ほど上昇し、18.8まで上がっている。

為替市場は、若干の円高傾向となっており、クロス円が昨日の欧州時間から小幅下落をしている。中でも、反発を強めていた資源国通貨の加ドル円が、87.49から86.54まで下落している。テクニカル的には、日足ベースで20MAに上値を抑えられる形となっており、上値が切り下がっているため、念のため下値更新に警戒したい。

本日は、15:00に独・輸入物価指数、15:45に仏・消費者信頼感指数、16:00にトルコ・経済信頼感、21:30に加・鉱工業製品価格と原料価格指数、米・個人所得、PCEコア・デフレーターと米・卸売在庫、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、米・パウエルFRB議長のジャクソンホール会議での発言が予定されている。警戒感が高まっている地政学リスクに加え、本日の米パウエルFRB議長の発言でマーケットがどう反応するのか、注意深く見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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