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ユーロ米ドルの上昇一服となるか

相場レポート

ユーロ米ドルの上昇一服となるか

ユーロ米ドルの上昇一服となるか
本日のポイント
  1. 米・MBA住宅ローン申請指数
  2. 米・5年債入札

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇し、株高・金利高・原油高のリスクオン相場となった。米10年債利回りは小幅ながらに1.3%目前の1.29%まで上昇し、原油WTIも67.3ドルまで回復している。昨日発表された米・7月中古住宅販売件数は、69.7万件の市場予想に対し70.8万件となり、住宅需要の底堅さが示された。

為替市場は、ドルインデックスが2日続落しており、92.8まで下落。それに伴いユーロ米ドルは小幅上昇となっている。現在のユーロ米ドルは1.174付近だ。テクニカル的には、ユーロ米ドルは時間足200SMAに下値を支えられる形となっており、4時間足で見ても20MAに下値を支えられる形となっている。今後の米ドル次第だが、直近高値の1.180を超えるかが、焦点となるだろう。

本日の指標は、欧州時間の16:00にトルコ・景気動向指数と設備稼働率、17:00に独・IFO景況指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数と、米国時間の21:30に米・耐久財受注、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・5年債入札が予定されている。2日後のジャクソンホール会議を控え、各種通貨のボラティリティが低下する中、本日の指標により通貨強弱がどう変化するのか、慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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