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金利低下により反落している米ドルの方向性に注目か

相場レポート

金利低下により反落している米ドルの方向性に注目か

金利低下により反落している米ドルの方向性に注目か
本日のポイント
  1. 英・第2四半期GDP(速報値)
  2. 米・30年債入札

昨日は、米国市場でダウ平均とS&P500が最高値を更新し、株高・金利安・商品安の相場展開となった。昨日、インフラ投資計画法案が可決されたことに対し、バイデン米大統領が、「3兆5000億ドル規模の支出計画はインフレ加速を引き起こさない」との見解を示したことで、インフラ関連銘柄のキャタピラーなどが上昇した。米10年債利回りは、一時ピークの1.37%から1.35%台へ下落している。

米10年債利回りの下落を受け、米ドルが反落となり、下落基調となっていたポンド米ドルが反発上昇。今月安値の1.380から1.388まで回復した。豪ドル米ドルも同様に反発し、0.732から0.738まで回復している。豪ドル米ドルは時間足で下値を切り上げているため、米ドルの方向性に注意しつつ、上値追いとなるのか見極めたいところだ。

本日は、15:00に英・第2四半期GDP(速報値)、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、英・貿易収支と、16:00にトルコ・鉱工業生産、18:00に欧・鉱工業生産、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・生産者物価指数、23:00に米・週間天然ガス貯蔵量、26:00に米・30年債入札が予定されている。本日の米30年債入札が無事通過し、米ドルの方向性に変化が生じるのか、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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