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米国時間の指標発表と要人発言に警戒か

相場レポート

米国時間の指標発表と要人発言に警戒か

米国時間の指標発表と要人発言に警戒か
本日のポイント
  1. 米・週間原油在庫
  2. 米・10年債入札

昨日は、米国市場で株価がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場となった。下落からの回復が鈍っていた原油WTIは、1.7%ほど反発し、現在は68.0ドル付近となっている。恐怖指数(VIX)は水準を変化させず、16.7付近での推移だ。米10年債利回りは3%以上跳ね上がり、1.35%付近となっている。

為替市場は、ドルインデックスが93.07まで上昇しており、先月の最高値水準へ到達している。これに伴い米ドル円が上昇。110.00の地固めをし、現在は110.65付近で上昇を試みている。しかしながら、昨日は豪ドル米ドルが上昇。対ドルでオセアニア通貨の抵抗が見られた。豪ドル米ドル0.734付近で、時間足20MAに沿って上値が抑えられているため、上位足をしっかりと確認しつつ方向性を探りたい。

本日は、アジア時間の15:00に独・消費者物価指数と、欧州時間の20:00に米・MBA住宅ローン申請指数が、また、米国時間の21:30に米・消費者物価指数(コア)、23:30に米・週間原油在庫、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、25:00に米・ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言、26:00に米・10年債入札、27:00に米・財政収支の発表が予定されている。夏季休暇中の相場が本日の指標発表にどう反応するのか、注意深く見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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