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米/加:雇用統計の結果に警戒か

相場レポート

米/加:雇用統計の結果に警戒か

米/加:雇用統計の結果に警戒か
本日のポイント
  1. 米・雇用統計
  2. 米・消費者信用残高

昨日は、米国市場で株価が上昇し、株高・金利高・原油高のリスクオン相場となった。昨日発表された米・7月チャレンジャー人員削減数は、1.89万人となり前回から7.5%ほど下げ、21年振りの低水準となった。人員削減で雇用の流動性低下懸念がある中、株価は堅調な推移となった。債券は売られ、米10年債利回りは1.2%台を回復、現在は1.23%台となっている。

米10年債利回りの回復に伴い、米ドルが上昇。米ドル円は時間足200SMAの抵抗帯を上抜け、現在は109.8付近での推移だ。クロス円が全般的に上昇傾向となっているが、中でも豪ドルと米ドルの上昇力が強まっており、豪ドル米ドルは、昨日同様レンジ推移となっている。ユーロ米ドルは下落基調となっており、現在は1.182付近での推移だ。

本日の指標は、15:00に独・鉱工業生産、15:45に仏・貿易収支と経常収支、16:30に英・ハリファックス住宅価格、20:15に英・ブロードベントBOE副総裁の発言、21:30に加・雇用統計と米・雇用統計、23:00に加・Ivey購買部協会指数、米・卸売在庫(確報値)、米・消費者信用残高が予定されている。本日の米雇用統計により、米ドルの強さがどう変化するのか、しっかりと注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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