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米国時間のFRB理事の発言に警戒か

相場レポート

米国時間のFRB理事の発言に警戒か

米国時間のFRB理事の発言に警戒か
本日のポイント
  1. 米・製造業受注指数
  2. 米・ボウマンFRB理事の発言

昨日は、米国市場で株価が高安まちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・米ドル安の相場展開となった。ラッセル2000は小幅下落し2,215となった。昨日発表された米・6月建設支出は市場予想に対し下振れ0.1%となり、住宅建設部門が伸びた一方、ガス・油井掘削などの非住宅部門が減少した。

為替市場は、欧州通貨と米ドルが拮抗しており、ユーロ米ドルは1.189まで上昇したあと1.186まで下落。下値を切り上げつつ上値を切り下げており、方向感を探る値動きとなっている。ポンド米ドルは若干の下落となっているが、4時間足で200MAがサポートとして機能しており、サポートラインである1.386を下抜けるかが焦点となりそうだ。なお、豪ドル米ドルは小幅上昇し、現在は0.736付近となっている。

本日の指標は、16:00にトルコ・消費者物価指数と生産者物価指数、18:00に欧・生産者物価指数、23:00に米・製造業受注指数、27:00に米・ボウマンFRB理事の発言が予定されている。円買いで始まった8月相場が、今週末の米雇用統計を控えどのような方向に動くのか、注意深く観察したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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