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月初の勢いに乗りユーロの上昇は継続なるか

相場レポート

月初の勢いに乗りユーロの上昇は継続なるか

月初の勢いに乗りユーロの上昇は継続なるか
本日のポイント
  1. 独・小売売上高
  2. スイス・消費者物価指数

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、最も下げ幅の大きかったナスダックは、前日比マイナス0.71%の14,672ポイントでの着地となった。原油WTIは小反落し73.1ドル付近となっており、ゴールドは一昨日の上げ幅分をすべて相殺、現在は1,811ドル付近での推移となっている。

為替市場は、ドルインデックスの低下に伴いユーロ米ドルが上伸。1.187付近で推移しており、4時間足で20MAがサポートとなり、上昇を試みている。日足ベースでも20MAがサポートとなっているため、このまま上昇が継続するのか慎重に判断したい局面だ。ユーロポンドも上昇し、現在は0.854付近となっている。

本日は、アジア時間の15:00に独・小売売上高、15:30にスイス・消費者物価指数と小売売上高と、欧州時間の16:00にトルコ・製造業PMI、米国時間の22:45に米・製造業PMI(確報値)、23:00に米・ISM製造業景況指数と米・建設支出が予定されている。今週3日の豪・政策金利発表や5日の英・政策金利発表を控え、各国が金融緩和縮小について言及するのか、まずは週初の値動きを注意深く観察したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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