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月後半戦始めの値動きに注意か

相場レポート

月後半戦始めの値動きに注意か

月後半戦始めの値動きに注意か
本日のポイント
  1. トルコ・消費者信頼感指数
  2. 英・ハスケルMPC委員の発言

先週末の株式市場は、欧州市場・米国市場ともに下落となり、1日の新型コロナウイルス感染者数が5万人を超えている英・FTSEは、前日比マイナス0.06%の7,008での着地となった。英国での感染者数は再び増加傾向となっているが、本日、予定通りロックダウンが解除される見通しだ。原油WTIは続落し、1バレル70ドル付近での推移となっている。OPECプラスは8月からの減産縮小を合意し、供給量の安定性期待から、価格が低下した。

為替市場は、大きな窓なくスタートし、本日のアジア時間は全般的に小動きな展開となっている。特にユーロ米ドルは1.180を挟んで非常に方向感のない値動きとなっており、時間足では若干上値が抑えられている。ただ、週足では200MAの上に位置しているため、下落基調となるのか慎重に判断したい局面だ。

本日の指標は、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、19:00に英・ハスケルMPC委員の発言、23:00に米・NAHB住宅市場指数が予定されているが、これ以外では特に大きな要人発言や指標発表はない予定だ。今週は、22日(木)のECB政策金利発表や欧州の製造業・非製造業PMI(速報値)の発表を控えているため、欧州通貨に方向性が出るのか、注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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