loading
search

MT4/MT5に対応!
外出先でも簡単取引

債券買い加速で為替は軟調ムードか

相場レポート

債券買い加速で為替は軟調ムードか

債券買い加速で為替は軟調ムードか
本日のポイント
  1. 米・住宅着工件数
  2. 米・建設許可件数

昨日は、米国市場で株価が下落し、株安・原油安・金利安のリスクオフムードとなった。コロナウイルスの変異種であるデルタ株が感染拡大していることもあり、株式市場から債券市場へと資金が流れ、原油WTIは66.0ドルまで低下している。ラッセル2000は日足レンジ下限の2,100まで下落しており、下抜けへの警戒が必要な局面だ。

米10年債利回りが1.19%台まで下落しており、米ドル円が110.09から109.06まで100pipsほど下伸している。テクニカル面でも日足トレンドラインを下抜けており、次のサポートである108.73まで明確なサポートがないため、更なる下落を警戒したいところだ。しかしながら、さらに弱含んでいるオセアニア通貨の豪ドル米ドルは、4日続落しており、現在は0.731付近となっている。

本日は、アジア時間の15:00に独・生産者物価指数、スイス・貿易収支、米国時間の21:30に加・住宅価格指数、米・住宅着工件数、米・建設許可件数が発表予定となっている。今回の金融市場の下落がピークアウトを示すのか、通貨強弱を監視しつつ、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2025.11.19New

    最弱となったスイスフランが下伸するのか欧州時間で値動きに注目か

  2. 2025.11.18New

    上昇継続のポンド円が上値を伸ばしていくのか欧州時間での値動きを注視か

  3. 2025.11.17New

    GDP改善も対円で下落したユーロの回復余地を静観か

  4. 2025.11.14New

    対円で上昇したユーロが上値を伸ばすのか要警戒か

  5. 2025.11.13New

    対円で上昇した米ドルの上値余地に警戒か

  6. 2025.11.12

    対米ドルで続伸したユーロの上値余地に注意か

  7. 2025.11.11

    対円で上昇した加ドルの上値余地に警戒か

  8. 2025.11.10

    対米ドルで上昇したスイスフランの上値余地を静観か

  9. 2025.11.07

    対円で下落した加ドルが雇用統計にて反発するのか注視か

  10. 2025.11.06

    対ポンドで下落したユーロの回復余地を静観か