上昇しつつある米ドルの方向性に要注意か
2021.07.13
- 米・消費者物価指数
- トルコ・鉱工業生産指数
昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、最高値を更新した。ナスダックは前日比プラス0.21%の14,733ポイントで終了し、S&P500も前日比プラス0.35%の3,484ポイントでの着地となった。ラッセル2000も小幅続伸し、2,281となっている。
為替市場は、ドルインデックスが92.1まで低下しており、米ドルの上値が重くなっている。ユーロ米ドルは昨日の欧州時間で下落したものの持ち直し、現在は1.185付近での推移だ。日足ベースでは1.17-1.225での横ばい推移となっており、このまま上昇するのか、米ドルの方向性と照らし合わせながら静観したいところだ。
本日は、アジア時間の15:00に独・消費者物価指数(確報値)、15:30にスイス・生産者輸入価格、15:45に仏・消費者物価指数(確報値)、欧州時間の16:00にトルコ・鉱工業生産指数、米国時間の21:30に米・消費者物価指数、25:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、米・ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言が予定されている。本日の指標発表により米ドルに明確な方向性が示されるのか、慎重に注視したい。
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