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米・FOMC議事録公開に注目か

相場レポート

米・FOMC議事録公開に注目か

米・FOMC議事録公開に注目か
本日のポイント
  1. 独・鉱工業生産
  2. 米・6月FOMC議事録公表

昨日は、欧州市場・米国市場ともに株価が下落し、株安・金利安・米ドル安のリスクオフ相場となった。昨日発表された独・7月ZEW景況感指数は75.2の予想に対し63.3となったが、依然高い水準にあり、景気後退を示す結果とはならなかった。ゴールドは日足38.2%ラインまで上昇したものの反落し、現在は1,800ドル付近となっている。

為替市場は、オセアニア通貨が軟調となっている。特に昨日RBA(オーストラリア準備銀行)政策金利の据え置き発表があった豪ドル米ドルは、発表から程なくして100pipsほど値を下げ、現在は0.749付近での推移だ。RBAは「量的緩和を9月から縮小し、国債買い入れ額を週50億豪ドルから40億豪ドルへ縮小する」と発表し、金融緩和策の出口を少しずつ示した形となった。

本日は、アジア時間の15:00に独・鉱工業生産、15:45に仏・貿易収支と経常収支、欧州時間の16:30に英・ハリファックス住宅価格、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、米国時間の23:00に加・Ivey購買部協会指数と米・JOLT労働調査、27:00に米・6月FOMC議事録公表、28:30にボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。本日の米FOMC議事録公開を控え、通貨強弱がどう変化するのか、静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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