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欧州通貨の方向性に注目か

相場レポート

欧州通貨の方向性に注目か

欧州通貨の方向性に注目か
本日のポイント
  1. 米国が独立記念日の振替で休場
  2. トルコ・消費者物価指数

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・米ドル安・金利安の相場展開となった。米10年債利回りは先月末の安値を下回り、現在1.42%まで下落している。ゴールドは上昇の勢いが弱まっており、現在は1,786ドル台での推移だ。

為替市場は、クロス円が日足ベースで下値を切り上げており、再び上昇するのか慎重な判断が必要な局面となっている。ポンド円は下値を切り上げているものの上値も切り下がっており、153.5を挟んでの収縮状態となっているため、警戒が必要だ。明日の独・ZEW景況感指数や9日(金)の英・鉱工業生産などが要注目材料となるだろう。

本日の指標は、欧州時間の16:00にトルコ・消費者物価指数と生産者物価指数、16:50に仏・サービス業PMI、16:55に独・サービス業PMI、17:00に欧・サービス業PMI、17:30に英・サービス業PMIが予定されており、それ以外では特に目立った指標発表は予定されていない。本日は米国が独立記念日の振替で全市場が休場となるため、為替市場でのボラティリティ低下に警戒しつつ、価格動向を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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