加・小売売上高に注目か

2021.06.23
- 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
- 加・小売売上高
昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・米ドル安・商品横ばいの展開となった。昨日発表された米・中古住宅販売件数は、市場予想を上回り580万戸となったが、数値自体は4ヶ月連続での減少となった。米10年債利回りは1.46%まで再び低下している。
為替市場は、今週からの円売り基調が本日も継続している。中でも加ドルが勢いを強めており、一時87.96の今月安値をつけていた加ドル円は、2日間で61.8%水準の89.9まで回復。米ドル加ドルは反落し、今月高値の1.248から1.230まで値を下げている。
本日は、16:15に仏・製造業/サービス業PMI、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMIが発表予定で、いずれも速報値のため大きな値動きを警戒したい。また、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・小売売上高と米・第1四半期経常収支、22:00に米・ボウマンFRB理事の発言、22:45に米・製造業/サービス業PMI、23:00に米・新規住宅販売件数、23:30に米・週間原油在庫、24:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、25:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、25:00に米・5年債入札が予定されている。米・欧通貨の強弱がどのように変化するのか、しっかりと見極めたい。
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