長期金利下落局面で米ドルの強さは継続なるか
2021.06.21
- 欧・ラガルドECB総裁の発言
- 米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
先週末は、米国市場で株価が続落となり、株安・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは先週前半で下落したものの週後半にかけて反発し、現在は71.3ドル付近となっている。ゴールドは続落し、1,774ドル付近での推移だ。半導体指数(SOX)も下落し、現在は3,152となっている。
為替市場は、ポンドの弱さが目立っている。ポンド米ドルは4日続落し、先週1週間で350pipsほど下落。現在は1.380付近となっている。テクニカル的に見ると、日足のサポートラインを下抜けており、次のサポートは1.366付近となるため、念のため下値余地を警戒したい局面だ。ポンド円も同様に下落しており、次のターゲットは週足20MA付近の150.6辺りが意識されるポイントだろう。
本日の指標は、米国時間の21:30に欧・ラガルドECB総裁の発言と米・シカゴ連銀全米活動指数、22:30に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、23:15に欧・ラガルドECB総裁の発言、28:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が予定されている。先週に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言で大きく値が動いたため、念のため本日も同氏の発言内容に警戒したい。
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