豪・中・香港休場で静かな週明けとなるか

2021.06.14
本日のポイント
- 英・ベイリーBOE総裁の発言
- 加・製造業売上高
先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇。株高・米ドル高・金利横ばいのリスクオン相場となった。原油WTIは3日続伸しており、現在は節目の70.0ドルに乗せ、71.18ドル台で推移している。ゴールドは米ドルの上昇とともに下落し、1903ドルから1860ドル台へと下降している。
堅調な米ドルが各種通貨に影響し、ポンド米ドルがレンジ下限の1.410付近まで下落している。テクニカル的には、4時間足で200SMAに1度サポートされたが、今回もサポートされるのか注視したい局面だ。また、クロス円が高値圏での推移となっているが、その中でも豪ドル円がジリジリと上値を切下げているため、念のため下落に警戒したい。
本日は、15:30にスイス・生産者輸入価格、16:00にトルコ・経常収支、18:00に欧・鉱工業生産、21:30に加・製造業売上高、22:00に英・ベイリーBOE総裁の発言が予定されており、それ以外では特に大きな指標や要人発言は予定されていない。また、本日は豪・中国・香港が祝日により休場となるため、オセアニア通貨ペアのボラティリティにも注意したい。