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豪・中・香港休場で静かな週明けとなるか

相場レポート

豪・中・香港休場で静かな週明けとなるか

豪・中・香港休場で静かな週明けとなるか
本日のポイント
  1. 英・ベイリーBOE総裁の発言
  2. 加・製造業売上高

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇。株高・米ドル高・金利横ばいのリスクオン相場となった。原油WTIは3日続伸しており、現在は節目の70.0ドルに乗せ、71.18ドル台で推移している。ゴールドは米ドルの上昇とともに下落し、1903ドルから1860ドル台へと下降している。

堅調な米ドルが各種通貨に影響し、ポンド米ドルがレンジ下限の1.410付近まで下落している。テクニカル的には、4時間足で200SMAに1度サポートされたが、今回もサポートされるのか注視したい局面だ。また、クロス円が高値圏での推移となっているが、その中でも豪ドル円がジリジリと上値を切下げているため、念のため下落に警戒したい。

本日は、15:30にスイス・生産者輸入価格、16:00にトルコ・経常収支、18:00に欧・鉱工業生産、21:30に加・製造業売上高、22:00に英・ベイリーBOE総裁の発言が予定されており、それ以外では特に大きな指標や要人発言は予定されていない。また、本日は豪・中国・香港が祝日により休場となるため、オセアニア通貨ペアのボラティリティにも注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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