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来週の米FOMCを見据えた小動きに警戒か

相場レポート

来週の米FOMCを見据えた小動きに警戒か

来週の米FOMCを見据えた小動きに警戒か
本日のポイント
  1. 英・鉱工業生産
  2. 英・ベイリーBOE総裁の発言

昨日は、米国市場で株価が反発上昇となり、株高・米ドル安・金利安の展開となった。昨日発表された米・消費者物価指数は予想を上回り、2008年8月以来の伸び率となり、経済活動の再開が改めて確認された形となった。また、週に1度発表される米・新規失業保険申請件数は、6週連続での下落となった。

米長期債利回りが低下していることを受け、米ドルは上値が重くなっている。米ドル円は、大台の110.00が定着せず、現在は109.4付近での推移だ。また、クロス円は軟調傾向だが、その中でもポンド円が底堅い。現在のポンド円は155.1付近で、日足20MAがサポートになっている模様だ。ポンド米ドルもレンジ上限に達しており、現在は1.418付近となっている。

本日は、アジア時間の15:00に英・GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、英・貿易収支と、欧州時間の16:00にトルコ・鉱工業生産、17:30に英・ベイリーBOE総裁の発言、英・カンリフBOE副総裁の発言、英・ラムスデンBOE副総裁の発言、さらに米国時間の21:30に加・第1四半期設備稼働率、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)が予定されている。週明けに予定されている米FOMC待ちにより、小幅な値動きになる可能性もあるため、慎重に方向感を見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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