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円安傾向継続なるか

相場レポート

円安傾向継続なるか

円安傾向継続なるか
本日のポイント
  1. 英・ハリファックス住宅価格
  2. 米ドル急落

先週末は、ダウ平均とS&P500が史上最高値を更新し、株高・米ドル安・金利横ばいの相場展開となった。ダウ平均は、前日比プラス0.66%の34,777ドルで着地した。また、米ドルの下落に伴い、ゴールドが続伸し、1810から1840ドルまで上昇した。米10年債利回りは、1.59%付近での推移となっている。

為替市場は、先週末の7日に発表があった加・雇用統計の結果を受け、加ドル円が急落。89.7から89.0まで値を下げた。しかしながら本日のアジア時間で再び上昇。現在の加ドル円は、雇用統計急落前の水準まで戻り、89.8付近で今年高値を更新しようとしている。米ドル円は、108.8付近で上昇を試している最中だ。

本日は、16:00にトルコ・失業率、16:30に英・ハリファックス住宅価格、27:00に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言が予定されている。本日これ以外は、特に大きな指標発表は予定されていない。今週は目立った指標発表がないため、一度発生したトレンドが継続する可能性もあるため、慎重に価格動向を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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