閑散相場に注意か

2021.05.04
- クロス円が小幅推移
- 米ドル円が上昇
昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち、ナスダック以外が上昇となり、ナスダックは前日比マイナス0.48%の13,895ポイントでの着地となった。昨日の米・パウエルFRB議長の発言では、「経済は回復基調にあるものの、まだ窮地を脱した訳ではない」とし、慎重姿勢の維持を示した。
為替市場は、クロス円が全体的に小動きまちまちの展開となっており、特に本日政策金利発表が行われた豪ドル円は、84.4-84.8の非常に狭いレンジ内推移となっている。豪RBAは、過去最低水準の0.1%据え置きを発表し、2024年までの超緩和政策を維持するスタンスを改めて示した。ポンド円は、小幅ながらに上昇となっている。現在は151.7付近での推移だ。
本日は、17:30に英・製造業PMI(確報値)と住宅ローン承認件数、21:30に加・貿易収支と住宅建設許可、米・貿易収支、23:00に米・製造業受注指数、26:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言と米・カプラン:ダラス連銀総裁の発言が予定されている。日本市場が明日まで休場のため、低ボラティリティに注意しつつ、突発的な値動きを警戒したい。
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