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英・失業率に注目か

相場レポート

英・失業率に注目か

英・失業率に注目か
本日のポイント
  1. 欧州通貨が堅調
  2. 英・失業率

昨日は、株安・ドル安・金利高のリスクオフ基調となり、米主要株価指数3銘柄がそろって下落となった。特にナスダックは1%近く値を下げ、前日比マイナス137ポイントの13,914ポイントでの着地となった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、米国が世界80%の国は「渡航禁止レベル」と、渡航情報を改訂し、景気の先行き不安が広がった形だ。

為替市場は、欧州通貨が勢いを増しており、ユーロドルが1.206まで上昇。ユーロ円も、レンジ上限の130.5付近で推移している。また、同じ欧州通貨のポンドも堅調で、ポンド円は昨日100pips以上上昇し、現在151.5付近で上値更新を試している。

本日は、欧州時間の15:00に英・失業率と失業保険申請件数、独・生産者物価指数が予定されており、米国時間に入ると、21:30に加・住宅価格指数が発表予定となっている。また、翌7:45にはニュージーランド・第1四半期消費者物価指数が発表予定だ。昨日から上昇基調となっているポンドが、本日の失業率発表でどのように変化するのか、他通貨と比較しつつ慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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