週末の値動きに注意か

2021.04.09
- 米・生産者物価指数
- 加・失業率
昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、ダウ平均は前日比プラス0.17%の33,503ドルで着地し、S&P500が過去最高値を更新、4,097ポイントで終了となった。原油は増産発表後も59ドル台での横ばい推移となっており、ゴールドが昨日から上昇、1,750ドル台を回復している。
為替市場は、昨日ジリジリと円高傾向となったものの、本日のアジア時間ではクロス円が小幅に反発し、米ドル円は、現在109.3付近での推移だ。クロス円の中でも、ユーロ円は下げからの回復幅が大きく、一時129.5まで下落したのち、130.1円台まで上昇している。
本日は、15:00に独・鉱工業生産と独・貿易収支、15:45に仏・鉱工業生産と仏・製造業生産指数、16:30に英・ハリファックス住宅価格、21:30に加・失業率と加・雇用ネット変化、米・生産者物価指数、23:00に米・卸売在庫(確報値)、米・カプラン:ダラス連銀総裁の発言が予定されている。下落傾向のクロス円が一服し、再び上昇傾向となるのか、通貨強弱を注視しつつ慎重に見極めたい。
過去の相場レポート
2025.07.15
続落したポンド米ドルの回復余地に注目か
2025.07.14
失業率低下にて上昇した加ドル円の上値余地に警戒か
2025.07.11
対米ドルで下落したユーロの下伸性に要警戒か
2025.07.10
高値更新を継続しているスイスフランの上伸性に注目か
2025.07.09
対米ドルで反発したユーロの勢いが継続するのか方向性に注意か
2025.07.08
連休明けに強含んだ米ドルの上値余地に要警戒か
2025.07.07
対豪ドルで上昇したユーロの上伸性に注目か
2025.07.04
米国市場が休場中に欧州通貨が優位性を見せるのか注視か
2025.07.03
米雇用統計による通貨強弱に要警戒か
2025.07.02
上昇が継続しているスイスフランの上値余地を静観か