loading
search

米国時間の指標発表に注意か

相場レポート

米国時間の指標発表に注意か

米国時間の指標発表に注意か
本日のポイント
  1. 米・雇用統計
  2. 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁発言

昨日は、米国市場で株高・ドル高・金利安のリスクオン相場となり、S&P500が過去最高値の4,019ポイントで終了となった。昨日発表された米・新規失業保険申請件数は、68万人の市場予想に反し71.9万人と増加していたが、株価への大きな影響とはならなかった。

為替市場は、円売り・米ドル売り基調となっているため、米ドル円が他のクロス円と異なり横ばい推移となっている。節目の110.00は維持しているものの、一時の110.9からは値を下げ、現在は110.6付近での横ばい推移だ。対照的に、ポンドと加ドルの勢いが強まっている。ポンド円は、本日のアジア時間で153.00を突破し、加ドル円は、88.3と今年高値を更新している。

本日は、欧米やシンガポール・香港など世界の主要市場がグッドフライデーにより休場となり、主な発表として21:30の米・雇用統計と、24:00の米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。主要国の休場によりボラティリティの低下が懸念されるが、コロナ禍で在宅ワーカーが増えているため、個人トレーダーによる休日ならではの価格変動に警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2024.11.27New

    下落した加ドル円の下値余地に要警戒か

  2. 2024.11.26New

    上昇したフラン円の上値余地に注目か

  3. 2024.11.25New

    昨年安値を下抜けたユーロ米ドルの回復性に注目か

  4. 2024.11.22New

    下落したフラン円の下値余地に要警戒か

  5. 2024.11.21New

    安値更新を再びトライしているユーロ米ドルの下値余地に警戒か

  6. 2024.11.20

    地政学リスクによる通貨強弱性の変化に要注意か

  7. 2024.11.19

    加・住宅着工件数増加にて上昇した加ドルの上伸性に注目か

  8. 2024.11.18

    下落しているスイスフランの回復性に注目か

  9. 2024.11.15

    パウエルFRB議長の発言にて上昇した米ドルの方向性を静観か

  10. 2024.11.14

    今年安値を更新し昨年安値に迫っているユーロ米ドルの下値余地に注意か