米国時間の指標発表に注意か
2021.04.02
- 米・雇用統計
- 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁発言
昨日は、米国市場で株高・ドル高・金利安のリスクオン相場となり、S&P500が過去最高値の4,019ポイントで終了となった。昨日発表された米・新規失業保険申請件数は、68万人の市場予想に反し71.9万人と増加していたが、株価への大きな影響とはならなかった。
為替市場は、円売り・米ドル売り基調となっているため、米ドル円が他のクロス円と異なり横ばい推移となっている。節目の110.00は維持しているものの、一時の110.9からは値を下げ、現在は110.6付近での横ばい推移だ。対照的に、ポンドと加ドルの勢いが強まっている。ポンド円は、本日のアジア時間で153.00を突破し、加ドル円は、88.3と今年高値を更新している。
本日は、欧米やシンガポール・香港など世界の主要市場がグッドフライデーにより休場となり、主な発表として21:30の米・雇用統計と、24:00の米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。主要国の休場によりボラティリティの低下が懸念されるが、コロナ禍で在宅ワーカーが増えているため、個人トレーダーによる休日ならではの価格変動に警戒したい。
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