対円下落調整は転換点か

2021.03.26
- 株高・米ドル高・金利高
- ドルインデックスが92.8まで上昇
昨日は、株高・米ドル高・金利高と今週前半のリスクオフムードから回復し、ダウ平均は、前日比プラス200ドルの32,619ドルでの着地となった。恐怖指数(VIX)も19.8と20を再び割り込み、落ち着きを取り戻している。昨日発表された米・新規失業保険申請件数は、前週から9.7万人ほど減少し、68.4万人となり、コロナ危機以降の低水準となったことも好材料となった。
為替市場は、直近で大きく下落していたオセアニア通貨が反発上昇し、豪ドルは対円・対米ドル双方で上向いている。豪ドル円は、現在83.1付近となっており、豪ドル米ドルは、0.761となっている。
本日は、16:00に英・小売売上高、トルコ・景気動向指数と設備稼働率、18:00に独・IFO景況指数、21:00に英・サンダースMPC委員の発言、21:30に米・個人所得、米・PCEコアデフレーター、米・卸売在庫(速報値)、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数(確報値)、25:45に英・テンレイロMPC委員の発言が予定されている。円高傾向が転換し、再び円安傾向となるのか、慎重に見極めたい。
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