NZドル急落と米ドル堅調、金融政策で強弱変わるか
2026.10.28
- カナダ中銀政策金利発表
- 米FOMC政策金利発表
前日の米国通貨は、FRBの金融政策決定を前に米ドルが主要通貨に対して買われた。ドル指数は0.3%高の102.40となり、米10年債利回りは5%前後で推移した。ドル円は27日に157.42~157.99円の約57銭幅で動き、157円台後半で取引を終えた。加ドルに対してもドル買いが優勢となり、米ドル/加ドルは1.4009~1.4055の範囲で上昇した。28日夜にはカナダ中銀の金利決定を控え、米加の政策見通しの差が焦点となる。
欧州通貨は、米ドル高に加えてフランスの景気・財政不安が重しとなり、ユーロが軟調だった。フランスの10月消費者信頼感指数は80と予想85を下回り、2013年以来の低水準となった。ユーロドルは27日に1.11ドル台後半から1.112ドル台へ下落し、28日朝も1.113ドル付近で推移した。英国では政府予算案の発表を控えてポンドドルが1.33ドル近辺で上値を抑えられ、ドル/スイスフランは0.829フラン付近へ上昇した。欧州通貨の戻りを慎重に見極めたい。
本日の指標は、09:30に豪州9月CPIが前年比4.3%と発表され、10:00にはNZ中銀が政策金利を予想外に2.75%で据え置いた。NZドルは対米ドルで一時0.5585ドルまで下落し、オセアニア通貨の反応が分かれた。今夜は22:45にカナダ中銀の政策金利発表があり、現行の2.25%から2.50%への利上げを予想する見方が優勢となっている。27:00には米FOMCの声明、27:30にはウォーシュFRB議長の記者会見が予定されており、加ドルと米ドルの変動に注意したい。
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