米金利低下でドル軟化、植田総裁発言で円高は続くのか
2026.10.16
- 植田日銀総裁発言
- ユーロ圏9月HICP改定値
前日の米国通貨は、強い米経済指標にもかかわらず米ドルが主要通貨に対して下落した。米9月PPIは前月比1.3%、小売売上高は0.8%と予想を上回ったが、AI関連企業の債務懸念を受けた米国債買いで長期金利が低下。ドル指数は0.45%安の101.99となった。ドル円も157.50円台まで下落した後158.10円台へ戻し、本日は157円台後半から158円台前半で推移している。
欧州通貨は、ドル安を受けてユーロとポンドが上昇した。ユーロドルは1.1218ドル付近まで上昇し、ポンドドルは英8月GDPが予想外の前月比0.1%増となったことも支えに1.3275ドル付近へ上伸。本日アジア時間はユーロドルが1.12ドル台前半、ポンドドルが1.33ドル前後で推移している。18:00のユーロ圏HICP改定値が欧州金利やユーロの方向感を変えるか注目したい。
本日の指標は、15:30に植田日銀総裁の発言、18:00にユーロ圏9月HICP改定値、21:15にカナダ9月住宅着工件数、21:30に米9月輸入・輸出物価指数、22:15に米9月鉱工業生産と設備稼働率が予定されている。植田総裁の発言を受けた円の反応に加え、ユーロ圏インフレ指標を受けてユーロやポンドの相対的な強弱が変化するか見極めたい。
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