ドル高・ユーロ安が進行、米指標で通貨の強弱変わるか
2026.10.27
- 米9月耐久財受注
- 米10月消費者信頼感指数
前日の米国通貨は、米国株の持ち直しでリスク回避の円買いが後退し、米ドルが対円で強含んだ。ドル円は26日に156.65~157.64円の範囲で上昇し、157.50円近辺で取引を終えた。米10年債利回りは5.00%付近となり、FOMCを前に金利見通しが意識された。一方、加ドルは直近7営業日の上昇が一服し、米ドル/加ドルは1.3998~1.4055カナダドルの範囲で推移した。カナダ中銀の政策決定も控えるため、米ドルと加ドルの動きが分かれるか確認したい。
欧州通貨は、ドイツの10月Ifo企業景況感指数が90.2へ改善したものの、フランスの財政不安を背景にユーロが売られた。ユーロドルは26日に1.1227ドルを高値、1.1174ドルを安値として下落し、1.11ドル台後半で推移した。ポンドも翌28日に予定される英国予算案の発表を控え、対ドルで1.3348ドル付近へ軟化した。英財政への警戒と欧州の金融政策見通しが材料となっており、ユーロの下値余地とポンドの戻りを慎重に見極めたい。
本日の指標は、21:30に米国の9月耐久財受注が発表され、前月比1.9%増、輸送用機器を除く受注は0.6%増が予想される。22:00には米住宅価格指数とケース・シラー住宅価格指数が控え、住宅市場の価格動向を確認できる。23:00には米新築住宅販売件数と10月消費者信頼感指数が公表され、それぞれ年率65.0万件、81.0が予想される。米国の設備投資と個人消費の先行きを見ながら、米ドルの反応に注目したい。
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