加ドル底堅く、英雇用統計でポンドの方向感は変わるか
2026.10.20
- 英8月失業率(ILO方式)
- 独10月ZEW景況感調査
前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで底堅く推移する一方、加ドルも対米ドルで上昇した。カナダ9月CPIは前年同月比3.1%と予想の3.2%を下回ったものの、前月の3.0%から上昇。米ドル/加ドルは前営業日の1.4154付近から1.4097付近へ下落した。米10年債利回りは約5.14%へ上昇し、ドル円も158円台半ばまで上伸。本日は円に対してドルが高値圏を維持するか確認したい。
欧州通貨は、フランスでの抗議活動と財政不安がユーロの重しとなった。ユーロドルは前日に1.1210ドル台まで下落し、ポンドに対してもユーロが売られた。本日アジア時間はユーロドルが1.1216ドル付近、ポンドドルが1.3308ドル付近で推移している。15:00には英8月ILO方式の失業率、18:00には独10月ZEW景況感調査を控えており、英国の雇用情勢とドイツの景況感の違いが欧州通貨の強弱を左右するか注目したい。
本日の指標は、15:00に英8月失業率や9月失業保険申請件数、18:00に独10月ZEW景況感調査、21:30に米9月住宅着工件数と建設許可件数が予定されている。英ILO方式の失業率は4.9%、独ZEWの期待指数は30.0と予想され、前回の34.7から低下する見込み。前日にカナダCPIが予想を下回った後だけに、北米通貨では米住宅指標を受けたドルの反応にも注意し、加ドル・ユーロ・ポンドの強弱を見極めたい。
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