米PCE後のドル高は雇用指標で続くか
2026.08.27
- ECB理事会議事要旨
- 米国前週分新規失業保険申請件数
前日の米国通貨は、米7月PCEデフレーターの上振れを受けて米ドルが上昇した。PCEデフレーターは前年比3.7%と市場予想の3.6%を上回り、前月比も0.2%と市場予想の0.1%を上回った。ドル指数は0.24%高の99.145となり、米ドル円は158.88~159.45円の約0.57円幅で推移した後、159.31円付近で取引を終えた。159.50円付近が上値抵抗、159.00円付近が下値支持として意識されそうだ。
欧州通貨は、ECBの追加利上げ観測が意識されたものの、ユーロは対米ドルで下落した。ECBのシュナーベル専務理事は、現在の政策金利ではインフレ率が中期的な目標へ戻りにくく、さらなる金融引き締めが必要との見方を示した。ただし、ユーロ買いは続かず、ユーロドルは1.1642~1.1677ドルの約35pips幅で推移し、1.1653ドル付近で取引を終えた。1.1680ドル付近が上値抵抗、1.1640ドル付近が下値支持として機能するか見極めたい。
本日の指標は、15:00にドイツの9月GfK消費者信頼感調査が発表され、前回の-29.6から-29.5への小幅な改善が予想されている。20:30にはECBが7月22~23日開催分の理事会議事要旨を公表する。21:30には米国の前週分新規失業保険申請件数と失業保険継続受給者数、7月卸売在庫(速報値)が発表される。新規失業保険申請件数は20.8万件と、前回の20.6万件から増加する予想となっている。ECB内部のインフレ評価と米雇用指標が、ユーロと米ドルの方向性に与える影響に注目したい。
過去の相場レポート
2026.10.15
米金利低下でドル反落、米指標で持ち直すのか
2026.10.14
米CPIを前に反落したドルは持ち直すのか
2026.10.13
米金利低下で反落したドルは再び上値を試すのか
2026.10.12
薄商いのドル円は158円台のレンジを抜けるのか
2026.10.09
雇用統計を控える加ドルは対米ドルで上値を伸ばせるのか
2026.10.08
下落したユーロはECB議事要旨で反発できるのか
2026.10.07
上昇を続けるドル円はFOMC議事要旨で流れが変わるのか
2026.10.06
158円台を試したドル円は植田総裁発言で流れが変わるのか
2026.10.05
米ドルは高値圏、ユーロ17カ月ぶり安値から戻せるか
2026.10.02
ドルは17カ月ぶり高値圏、米雇用統計で上伸続くか
