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日本に次いで弱含んだユーロの下値余地に警戒か

相場レポート

日本に次いで弱含んだユーロの下値余地に警戒か

日本に次いで弱含んだユーロの下値余地に警戒か
本日のポイント
  1. 日・景気動向指数
  2. 独・製造業新規受注

前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.1730から1.1653まで下落。時間足200SMAに上値をレジストされる形で下落した。4時間足では、サポートされていた200SMAを実体足で下抜けており、日足では20MAに沿って上値を切り下げている状況だ。なお本日のアジア時間では、時間足にて200SMAに上値を抑えられつつ切り下がっている。

欧州通貨は、ユーロが対ポンドで下落した。ユーロポンドは0.8728から0.8652まで下落。時間足20MAに沿って値を下げた。4時間足では、200SMA直下まで価格が落ちてきており、日足ではサポートされていた20MAを実体足で下抜けている。本日の米国時間でのラガルドECB総裁の発言にてユーロに変化が見られるのか、注視したい。

本日の指標は、8:30に豪・Westpac消費者信頼感指数、8:30に日・全世帯家計調査、14:00に日・景気動向指数、15:00に独・製造業新規受注、英・ハリファックス住宅価格、15:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、21:30に加・国際商品貿易、23:00に加・Ivey購買部協会指数、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、23:05に米・ボウマン:FRB議長の発言、23:45に米・ミランFRB副議長の発言、24:30に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、25:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、25:10に欧・ラガルドECB総裁の発言がある予定だ。なお米・貿易収支は米政府機関の閉鎖により発表延期となっている。日本円に次いで弱含んだユーロの下値余地に警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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