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下落したポンドが月末要因で方向性を変えるのか注視か

相場レポート

下落したポンドが月末要因で方向性を変えるのか注視か

下落したポンドが月末要因で方向性を変えるのか注視か
本日のポイント
  1. 日・住宅着工件数
  2. 独・消費者物価指数

先週末の米国通貨は、28日に発表された米・2月PCEデフレータが、前年比で前月の2.6%から2.8%に上振れたにも関わらず、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0765から1.0844まで上昇。時間足200SMAのレジスタンスラインまで急騰した。4時間足ではRSIが40から60まで上昇。ボリンジャーバンド+3σに到達した。日足では200SMAがサポートラインに転換している。

欧州通貨は、28日に発表された英・2月小売売上高が、前年比で前月の1.0%から2.2%に上向いたにも関わらず、ポンドが対円で下落した。ポンド円は195.720から193.752まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド+3σから-2σまで低下しており、日足ではサポートされていた10MAラインを下回っている。

本日の指標は、8:50に日・鉱工業生産、日・小売業販売額、日・百貨店スーパー販売額、9:00にNZ・ANZ企業信頼感、14:00に日・住宅着工件数、15:00に独・輸入物価指数、独・小売売上高、南ア・マネーサプライ、21:00に独・消費者物価指数、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数がある予定だ。下落したポンドが月末要因で方向性を変えるのか、注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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