約1週間反落しているユーロ米ドルの反発余地に注目か

2025.03.27
- 欧・マネーサプライ
- 米・卸売在庫
前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0801から1.0745まで下落。時間足20MAに沿っての下降が見られた。4時間足では10MAに沿っての下降基調が約1週間継続しており、日足では20MA直下にて下値を支持されるかの瀬戸際となっている。本日の欧州時間で米ドルの軟化が見られるのか、方向性に注目したい。
欧州通貨は、スイスフランが対円で上昇した。フラン円は169.671から170.501まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+2σまで移行した。4時間足では下値を20MAにサポートされつつローソク足を切り上げており、日足では頭上に君臨している200EMAラインを突破するかの最中だ。このままスイスフランが米国時間でも伸びていくのか見極めたい。
本日は、8:50に日・対外/対内証券投資、18:00に欧・マネーサプライ、18:30に南ア・生産者物価指数、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・実質GDP、米・PCEデフレータ、米・卸売在庫、米・新規失業保険申請件数、23:00に米・中古住宅販売成約指数、24:00に米・カンザスシティ連銀製造業活動指数、27:05に欧・ラガルドECB総裁の発言がある予定だ。約1週間反落しているユーロ米ドルの反発余地を慎重に見極めたい。
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