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上昇したユーロの上値余地を静観か

相場レポート

上昇したユーロの上値余地を静観か

上昇したユーロの上値余地を静観か
本日のポイント
  1. 日・鉱工業生産
  2. 欧・消費者物価指数

前日の米国通貨は、昨日発表された加・2月消費者物価指数(CPI)が、前年比で前月の1.9%から2.6%に上昇したにも関わらず、加ドルが対円で低下した。加ドル円は105.017から104.164まで下落。時間足ボリンジャーバンド+2σから-2σまで低下した。4時間足では200EMAが上値抵抗帯となりローソク足が反落。日足ではRSIが50付近で停滞している。

欧州通貨は、昨日発表された独・3月ZEW景況感指数が、前月の26.0から51.6へと大幅改善し、市場予想の50.4をも上振れたことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は162.808から164.173まで上昇。時間足20MAに沿ってのトレンドが発生した。4時間足では10MAに沿っての価格上昇となり、日足では200SMAの上値抵抗帯を実体足で突破している。

本日は、8:30に豪・westpac先行指数、8:50に日・機械受注、日・通関ベース貿易収支、日・鉱工業生産、12:00前後に日・BOJ政策金利と声明発表、15:30に日・植田日銀総裁の記者会見、17:00に南ア・消費者物価指数、19:00に欧・消費者物価指数、20:00に南ア・小売売上高、米・MBA住宅ローン申請指数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見がある予定だ。上昇したユーロの上値余地を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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