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弱含んだポンドの回復が見られるのか米国時間での値動きに注目か

相場レポート

弱含んだポンドの回復が見られるのか米国時間での値動きに注目か

弱含んだポンドの回復が見られるのか米国時間での値動きに注目か
本日のポイント
  1. 日・GDPデフレータ
  2. 米・JOLTS求人件数

前日の米国通貨は、対ユーロで往って来いとなった。ユーロ米ドルは1.0804から1.0873の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足では20MAより上位での推移が継続しており、日足ではRSIが73となり200SMAの上値抵抗帯を一気に突破している。欧州時間にて長期足でのいったんの調整が入るのか、方向性に注意したい。

欧州通貨は、ポンドがオセアニア通貨に次いで弱含んだ。ポンド円は191.086から189.189まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では200SMAからの反落が入っており、日足では200EMAが上値抵抗帯として君臨している。米国時間でもポンドの軟化が継続するのか注視したい。

本日の指標は、8:30に日・全世帯家計調査、豪・westpac消費者信頼感指数、8:50に日・実質GDP二次速報値、日・GDPデフレータ、日・マネーストック、9:01に英・BRC既存店売上高、9:30に豪・NAB企業景況感、15:00に日・工作機械受注、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、23:00に米・JOLTS求人件数、26:00に米・3年債入札がある予定だ。弱含んだポンドの回復が見られるのか、米国時間での値動きに注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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