下落した米ドルが要人発言で変化するのか注視か

2025.03.07
- 米・トランプ大統領の発言
- 独・ナーゲル独連銀総裁の発言
前日の米国通貨は、昨日発表された米・1月貿易収支が、前月のマイナス984億ドルからマイナス1,314億ドルに悪化したことで、米ドルが米国時間で軟化した。米ドル円は149.339から147.329まで下落。時間足75MAタッチにて反落した。4時間足ではボリンジャーバンド-2σまでローソク足が低下しており、日足でも4時間足と同様の値動きが見られた。
欧州通貨は、昨日発表された欧・ECB政策金利にて、市場コンセンサス通り0.25%の利下げが実施されたことで、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は161.232から159.124まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では200SMA直下までリテストが入る形で下降しており、日足では今月高値を更新後の反落となっている。
本日の指標は、16:00に独・製造業受注、英・ハリファックス住宅価格、18:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、22:30に加・雇用統計、米・雇用統計、24:15に米・ボウマンFRB理事の発言、24:45に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、26:20に米・クーグラーFRB理事の発言、26:30に米・パウエルFRB議長の発言、27:30に米・トランプ大統領の発言がある予定だ。下落した米ドルが要人発言で変化するのか、注視したい。
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